
先日、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの妻で、フリーアナウンサーの小林麻央さんが、
進行性の乳がんであることが発表された。
乳がんにかかる一般的なピークは40代後半~50代と言われているが、食の欧米化などにより、
日本における乳がんの疾患率は年々増加傾向にあるという。
生涯に乳がんを患う日本人女性は約12人に1人と言われ、けして他人事ではなく、
誰しもががんなる可能性について自分の事として考えなければと、今回の報道を通じて痛感した。
検査や医療技術の発達により、不治の病ではなくなりつつあるがんは、闘病しながら社会復帰を
することが可能になってきた。
しかし、医療でカバーしきれない治療による外見の変化や副作用による心理的な負担については、
まだまだ理解がされていないのが現状だ。
そんな中で、企業として真正面からこのような課題に取り組んでいるのが、化粧品業界最大手の
資生堂だ。
今回は「資生堂ライフクオリティービューティーセンター」(東京・銀座)をサイゾーウーマンとの
仕事で取材させて頂いた。
「一瞬も一生も美しく」というコーポレートメッセージを「化粧の力」を通して体現している
資生堂のCSR活動についてぜひご一読頂き、ご自身だけでなく周りの方が、がん治療の副作用に
悩んだ際の一助となればうれしい。